【中央競馬】中山競馬場、1月5、6日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
ⒸSPAIA
先週の中山競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は中山、中京での2場開催。ここでは先週の中山競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。
芝のプラス傾向
5、6枠
【6-5-1-28】勝率15.0%、複勝率30.0%
逃げ、先行
【6-7-7-33】勝率11.3%、複勝率37.7%
芝で注意したい傾向
1、2枠
【2-0-2-32】勝率5.6%、複勝率11.1%
追込
【1-0-0-48】勝率2.0%、複勝率2.0%
芝全体の傾向としてはやや外目の枠、前の馬が有利。1回中山開催は従来Cコース替わり初週として行われていたが、今年はBコースを使用したため内ラチ沿いは荒れた馬場での開催に。その影響からか内枠は不振、中~やや外目の枠が優勢だった。
小回りコースの性質上、脚質は逃げ先行馬が有利。馬場は荒れているものの、時計自体は速かったことも前残りの要因だった。特に「5、6枠」×「逃げ、先行」の馬は【4-4-1-3】複勝率75.0%と鉄板級。今週も中~外枠付近から先行できる馬が面白そうだ。
騎手では藤岡佑介騎手が【1-0-1-0】、アルナシームとのコンビで中山金杯を快勝した。同騎手は2021年以降の中山芝で【5-0-4-14】複勝率39.1%をマーク。騎乗機会こそ多くないものの、回収率も単複ともにプラスを叩き出している。今後も中山遠征の際は要チェックだ。
ダートのプラス傾向
8枠
【6-4-2-14】勝率23.1%、複勝率46.2%
大野拓弥騎手
【4-0-2-3】勝率44.4%、複勝率66.7%
ダートで注意したい傾向
5枠
【0-0-2-24】勝率0.0%、複勝率7.7%
1、2番人気
【3-4-2-17】勝率11.5%、複勝率34.6%
ダート全体の傾向としては大外枠が圧倒的に有利。ダート13レース中6勝が8枠からで、他の枠はいずれも複勝率20%未満と8枠の一強だった。
脚質は追込【1-0-0-71】を除けば、逃げ3勝、先行5勝、差し4勝と様々な馬にチャンスがあった。また、1~2番人気をはじめ上位人気が崩れるケースが多く、ダート13レースのトータル回収率は単勝188%、複勝103%と波乱傾向となっており、今週も注意したい。
騎手では大野拓弥騎手が【4-0-2-3】複勝率66.7%の大暴れ。着外3頭のうち2頭が二桁人気馬だったことを踏まえれば凄まじい活躍ぶりだった。
同騎手はキャリアのダート戦383勝のうち競馬場別最多の149勝を中山で挙げており、勝率7.0%も全場トップ。特にダ1800mで逃げ先行なら【57-48-43-192】勝率16.8%、複勝率43.5%。単勝回収率267%、複勝回収率も144%と優秀なので覚えておきたい。
傾向まとめ
芝:やや外目の枠、前の馬が有利
ダ:大外枠が圧倒的に有利。人気馬不振の波乱傾向
特注データ
芝:藤岡佑介騎手は21年以降の中山芝で単複回収率プラス
ダ:大野拓弥騎手が絶好調。データ上は1800mの逃げ、先行馬が狙い目
《関連記事》
・【中央競馬】中京競馬場、1月5、6日のレース傾向まとめ
おすすめ記事