【中央競馬】京都競馬場、12月12月21、22日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の京都競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は中山、京都での2場開催。ここでは先週の京都競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。
芝のプラス傾向
7、8枠
【4-4-4-36】勝率8.3%、複勝率25.0%
4角1番手
【5-0-1-4】勝率50.0%、複勝率60.0%
芝で注意したい傾向
1、2枠
【0-1-2-29】勝率0.0%、複勝率9.4%
4角5~11番手
【0-4-2-61】勝率0.0%、複勝率9.0%
芝全体の傾向としては外枠、4角1番手が有利。枠別成績を見ると、内回り、外回り問わず1、2枠が振るわなかった。直線を見ても内を空けるケースが多く、馬群に包まれ、直線の進路取りに苦労する内枠は不利となった。一方、外枠、特に7、8枠から、最初のコーナーまでに1、2番手を取れた馬は【2-1-1-5】複勝率44.4%と好成績だった。
位置取りとしては前の馬が強いが、4角4番手までにいないと苦しかった。同5~11番手では勝ち馬はおらず、残りの勝ち馬は同12番手以下の馬だった。意外なことに、中団の馬よりも、後方で脚をためた馬が活躍した。
菱田裕二騎手が【1-1-1-3】勝率16.7%、複勝率50.0%と活躍。2024年の京都芝では【6-3-2-43】勝率11.1%、複勝率20.4%と上々の結果で、特に3勝クラスでは騎乗機会3連勝中。先週の日曜10Rもホウオウプロサンゲで逃げ切った。また、前走逃げた馬も【1-1-0-1】と好成績だ。
ダートのプラス傾向
7枠
【3-3-2-18】勝率11.5%、複勝率30.8%
上がり2位以内
【12-6-6-5】勝率41.4%、複勝率82.8%
ダートで注意したい傾向
2枠
【0-2-3-20】勝率0.0%、複勝率20.0%
上がり3位以下
【1-7-7-158】勝率0.6%、複勝率8.7%
ダート全体の傾向としては外枠が有利。5~7枠が2、4、3勝を挙げるも、8枠だけは0勝だった点は注意。また、外枠からの好走パターンは逃げ、先行が比較的多く、対して内枠は中団からの競馬をした馬が好走していた。
脚質別では前と後ろで大きな有利不利はなかった。逃げ、先行、マクリが計6勝に対して差し、追込が計7勝と、本来は不利なはずの中団以降の馬が互角に戦えており、むしろ、後方がやや有利といっていいかもしれない。それに伴って、上がりが速い馬が好成績を残していた。
これまでもシニスターミニスター産駒が活躍していることを何度か書いたが、先週も【1-1-0-5】勝率14.3%、複勝率28.6%と上々の結果。連対した2頭はどちらも10番人気以下の大穴だった。
ほか、American Pharoah産駒が【2-1-2-3】勝率25.0%、複勝率62.5%と好成績。同産駒のダート成績は【64-30-29-247】勝率17.3%、複勝率33.2%、単回収率212%で安定感も妙味もある。特に京都は【13-3-6-37】勝率22.0%、複勝率37.3%で、勝利数は中京に並んで全場トップだ。特に、京都ダ1800mが得意で【7-1-2-11】勝率33.3%、複勝率47.6%。見かけたらチェックしておきたい。
傾向まとめ
芝:外枠、4角1番手が有利
ダ:外枠が有利、脚質では差し追込馬にチャンス。シニスターミニスター産駒、American Pharoah産駒が狙い目
特注データ
芝:菱田裕二騎手は3勝クラス戦で騎乗機会3連勝中
ダ:American Pharoah産駒×京都ダ1800mは勝率33.3%、複勝率47.6%
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