ケンタッキーダービー3着の坂井瑠星騎手が2024年を回顧「寿命がすり減ったような1年」カンテレ特番
SPAIA編集部
Ⓒカンテレ
『麒麟川島 夢ウダ馬なし2024~』29日深夜放送
お笑いコンビ「麒麟」川島明がゲストと2024年の競馬を総ざらいする特番『麒麟川島 夢ウダ馬なし2024 初老ジャパン&超人気!坂井騎手も参戦SP』が12月29日深夜0時35分からカンテレで放送(放送エリア:東海テレビ、富山テレビ、石川テレビ、福井テレビ、山陰中央テレビ、岡山放送、テレビ新広島、テレビ愛媛、高知さんさんテレビ、テレビ西日本、テレビ長崎、テレビ熊本、鹿児島テレビ ※カンテレ競馬公式YouTube・TVerで見逃し配信あり)される。
同番組は、川島と競馬仲間が大好きな競馬についてゆる~くウダウダ語るミニ番組『ウダ馬なし』(毎週木曜午後9時54分~関西ローカル)の年末恒例1時間拡大スペシャル。7回目の放送となる今年は、ゲストに蛍原徹とタレントの横山ルリカ、そして坂井瑠星騎手、パリ五輪総合馬術団体銅メダリスト・戸本一真を迎え、数々のドラマがあった2024年の競馬界を振り返る。
川島と蛍原は早速2024年のレースを振り返り。武豊騎手が騎乗し、天皇賞(秋)とジャパンカップで見事な逆転劇を見せたドウデュースや、日本ダービーで史上最年長・56歳でのGⅠ勝利を果たした横山典弘騎手と、タッグを組んだダノンデサイルの話題が飛び出す。
さらにここで、坂井瑠星騎手がリモートで登場。今年フォーエバーヤングと共に挑んだアメリカクラシック三冠の第一冠・ケンタッキーダービーでは、日本人騎手として初めて3着に入るなど、国内外で大活躍。今年挑戦した3つの海外レースについて振り返るほか、チャンピオンズカップで勝利したレモンポップへの思いを、ジョッキーカメラの映像と共に語る。
続いてスタジオには、多数の競馬番組に出演するタレント・横山ルリカと、今年のパリ五輪で銅メダルを獲得した“初老ジャパン”こと、総合馬術団体日本代表・戸本一真が登場。戸本は早速持参した銅メダルを披露し、川島たちも大興奮。五輪の裏側や知られざるエピソード、またそこに至るまでの道のりについて深掘りしていく。
10年目の来年は「海外GⅠ制覇したい」
収録後、リモートで出演した坂井騎手は「テレビの収録というよりも、競馬好きのおじさんと話してるみたいな感じで楽しかったですね(笑)。(川島と蛍原は)いつもテレビで見ている通り、本当に競馬が好きなんだなっていうのは感じました」と終始リラックスして収録に参加できた様子。
2024年については「寿命がすり減ったような1年でしたね。結構“勝たなければいけない、負けられない”っていうレースがすごく多くて、だから疲れましたね…(笑)。海外もたくさん行きましたし。でもそういうジョッキーになりたくてやっているわけですから、目標とするジョッキー像に少しは近づいた1年だったのかなと思います」とプレッシャーと戦って心身ともに過酷な1年だったことを明かした。
来年の抱負については「まずケガなくっていうのは一番ですが、毎年前年をどんどん超えていくっていうのが自分の中であります。来年(騎手生活)10年目で、1つの区切りでもあると思うので、矢作厩舎でGⅠを勝つというのと、海外GⅠ制覇はしたいなと思ってます」と、競馬学校時代から所属する矢作芳人厩舎への強い思いと、海外レースでの大きな目標を語った。
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