【弥生賞予想印まとめ】四者四様の見解で本命ばらける 全員が印回すミュージアムマイルが一歩リード
SPAIA編集部

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総合点でミュージアムマイルが優勢
9日に中山競馬場で行われる弥生賞(GⅡ・芝2000m)。朝日杯FS2着のミュージアムマイルを筆頭にデビュー2連勝のヴィンセンシオとナグルファル、ホープフルS善戦組など好メンバーが参戦する。皐月賞に向け、陣営の思惑も交錯する一戦。SPAIA予想陣4人はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。
今回は四者四様の見解で、本命馬が完全にばらける形となった。混戦をわずかにリードしたのはミュージアムマイル。本命4頭のなかで唯一、全員から印が回っており、各人とも上位に評価する。
本命を打った東大ホースメンクラブは本馬について、敗れた2走がマイルだった点や2000m戦の黄菊賞を好内容で完勝した点から「2000mへ舞台戻りは条件好転」としている。データとしても、過去10年で「前走GⅠ・2着」は当レース【0-2-2-0】と馬券圏内を外しておらず、「ここでも崩れることは考えづらい」と述べた。
AI予想エンジンKAIBAが予想したナグルファル、血統解説を連載する坂上明大氏はヴィンセンシオを本命指名。いずれも好内容でデビュー2連勝を飾った素質馬であり、あっさり重賞制覇があっても驚けない。くわえて、ヴィンセンシオは母のきょうだいにエピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアとGⅠ馬が並ぶ超良血。坂上氏は「血統面からは最上位の評価を与えたい好配合馬」と絶賛する。
データ予想の門田光生氏が熱視線を送るのはアロヒアリイ。「キャリア2戦」「前走1番人気」などピックアップした5つの好データをすべて満たし、割引データにも該当しなかったことを推奨理由に挙げる。特に、前走「中山芝2000mの平場1勝クラス」は近5年で3頭の勝ち馬を出している激アツのローテーションと強調した。
その他では、ジュタに対抗×2、単穴×1と重い印が回った。デビュー2戦目でホープフルS4着と善戦し、前走は若駒Sを快勝。ここでも通用の余地は十分ありそうで、要注意だ。
AI予想エンジンKAIBA
◎ナグルファル
◯ジュタ
▲ミュージアムマイル
△アロヒアリイ
×ヴィンセンシオ
東大ホースメンクラブ
◎ミュージアムマイル
◯ジュタ
▲クラウディアイ
△ファウストラーゼン
×アスクシュタイン
×ヴィンセンシオ
坂上明大(血統分析)
◎ヴィンセンシオ
◯ミュージアムマイル
▲レディネス
門田光生(データ予想)
◎アロヒアリイ
◯ミュージアムマイル
▲ジュタ
△レディネス
×ベストシーン
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